国際芥川龍之介学会ISAS
International Society for Akutagawa [Ryunosuke] Studies

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『芥川龍之介研究 Akutagawa REVIEW』(年一回刊行)
 

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【追記】(2021.11.15)
『芥川龍之介研究』の掲載記事は、J-STAGEにてWEB公開(無料)が予定されております。
公開時期が確定次第、当学会のWEBサイト上でご報告いたします。

機関誌『芥川龍之介研究』総目次

創刊号~第10号   >>第11号~第17号       >>English

創刊号(2007年9月15日刊行、86ページ)
【小特集】「南京の基督」
《シンポジウム「南京の基督」を読む》
〈自己〉、そして〈他者〉表象としての「南京の基督」 ―同時代的コンテクストの中で  秦剛     
南京 のマグダラのマリア 
曺紗玉    
芥川龍之介「南京の基督」とキリスト教 細川正義  
芥川龍之介「開化の殺人」と「開化の良人」に現れた西欧文明―愛・結婚・文明開化をめぐって 金孝順   
芥川龍之介「秋山図」論 田村修一   
「河童」論 ― ストラテジーとしての狂気  郭勇 
芥川龍之介におけるマリアの意味 林薫植   
芥川文学と映画―幻燈のイメージ・活動と映画・もう一つの筋論争 安藤公美  
第2号(2008年8月1日刊行、95ページ)
【小特集】『支那游記』
《シンポジウム『支那游記』を読む》
シンポジウム提言 『支那游記』の再発見 ―芥川特派員の成果検討 関口安義  
「現代の支那の悪口」が如何に形成されたか―『支那游記』における中国の現実批判の言説について  単援朝   
『支那游記』における〈私〉 ―「文芸的」紀行文の成立と記述者の表現意識をめぐって 秦剛    
芥川龍之介の『支那游記』論 ―脱中心の方法論の獲得とオリエンタリズムの再生産  金孝順   
反転する過剰と欠如―「鼻」から「歯車」へ 柴田勝二  
「尾生の信」に見る詩的技法 張蕾      
「舞踏会」論―芥川の開化期認識を探って 足立直子  
芥川龍之介「金将軍」と朝鮮 金静姫   
第3号(2009年8月1日刊行、74ページ)
童話としての「杜子春」―その創作手法について 林蕙美 
芥川文学における日清戦争 ―「奇怪な再会」を中心に 管美燕    
『六の宮の姫君』における一考察―『今昔物語集』巻十九「六宮姫君夫出家語第五」・巻二十六「東下者宿人家値産第十九」との関わりを中心に 中村祥子
芥川「将軍」、「桃太郎」、「金将軍」にみる戦争 陳玫君 
芥川龍之介と朝鮮 曺慶淑   
国際作家芥川龍之介研究の可能性―PENGUIN CLASSICS「Rashomon and Seventeen Other Stories」をめぐって     宮坂覺
第4号(2010年4月30日刊行、81ページ)
芥川龍之介『片恋』を読む 馮海鷹  
「路上」論 ―索引のついたテクスト 五島慶一
〈「藪の中」とO・ヘンリの「運命の道」〉再論  仁平道明
ドイツにおける芥川研究及び翻訳 あさ・ベッティーナ・ヴィーノ
「国際芥川龍之介学会」大会報告  
第一回「国際芥川龍之介学会」の創立  嶌田明子
第二回大会報告  伊藤一郎
文学散歩―『支那游記』の舞台を訪ねて 高橋龍夫
第三回 台湾大会の〈記憶〉         足立直子
第四回 世界の中の日本文学として ―国際芥川龍之介学会の射程  高橋龍夫
支部報告・2010年  
韓国支部  曺紗玉    
台湾支部  林水福   
第5―6合併号(2012年9月30日刊行、195 ページ)
芥川龍之介上海観劇考   秦剛
〈廃物〉への眼差し──芥川龍之介「雛」と林京子「雛人形」  藤井貴志  
芥川龍之介「追憶」の背景──岸田國士・ルナアル・写真眼  安藤公美  
芥川龍之介における「西方の人」──〈36 クリストの一生〉の一句をめぐって   林薫植   
芥川文学における武漢  姚紅
芥川龍之介における孔子像  王書瑋
芥川龍之介の近代中国都市テクストに潜むもの──「南京の基督」をめぐって 管美燕    
偽装された〈三人称〉──「老年」における語りの構造  早澤正人   
芥川龍之介「馬の脚」──理性への反抗   宮崎由子  
芥川文学における〈現代物〉に対する理解──保吉物及びメタフィクション性を中心として  
李敏姫
芥川龍之介「上海游記」論──〈私〉の中国観の変化を追って  
林姵君
「国際芥川龍之介学会」大会報告  
第五回 大会印象記(韓国・仁川大学校) 五島慶一  
第六回 大会報告記(中国・北京第二外国語大学)
第一日目報告 澤西祐典    
第二日目報告 小谷瑛輔    
第三日目報告 文学散歩―芥川龍之介の北京での足跡を訪ねて 篠崎美生子  
『上海消息』に見る島津四十起宛芥川龍之介書簡 秦剛       
第7号(2013 年9月1日刊行、 136ページ)
芥川龍之介「VITA SEXUALIS」論──隠揄的認識からの脱却  早澤正人
「鼻」を〈傍観〉する──夏目漱石『文学論』を視座にして  小澤純
芥川龍之介「龍」論 小谷瑛輔  
細川ガラシャの死と芥川龍之介の「糸女覚え書」  曹紗玉  
芥川龍之介におけるヨハネ 林薫植 
大正後期から昭和初期における芥川龍之介と谷崎潤一郎──永井荷風「雨瀟瀟」を媒介として  岸川俊太郎
二十一世紀の中国における芥川研究   >>付録(グラフ)  王書瑋
新資料紹介:芥川龍之介 大正一四年七月二九日消印 清水憲太郎宛はがき
芥川龍之介旧蔵書の洋書調査・補遺  澤西祐典
第七回 大会報告記 (アメリカ 西ワシントン大学)
第一日目報告 西野厚志
第二日目報告 早澤 正人
第三日目報告 岸川俊太郎
第七回 アメリカ大会基調講演 
A Translator's View.   Jay RUBIN
Akutagawa and the Writing Cure. Steve RIDGELY
第8号(2014 年7月28日行、 132ページ)
プロテスタンティズムと カトリシズムの葛藤の中で──芥川龍之介『南京のキリスト』における「信仰」と「近代」の問題  Massimiliano  Tomasi
「トロツコ」「杜子春」におけるフラッシュバック技法「かたり」「内的独 白」というテキストジャンル 網野薫菊
芥川龍之介作品に見る「サロメ」の女性像 王淑容
芥川龍之介「西方の人」「続西方の人」における「無花果」のイメージと悲劇性 堀竜一
芥川龍之介における〈人工の翼〉 林薫植 
ハイデルベルクの恒藤恭  久野譲太郎 
第八回大会報告記 (ドイツ  ハイデルベルク大学)
第一日目報告 堀竜一
第二日目報告 平野晶子
第三日目報告 奥野久美子
第八回 ドイツ大会基調講演 
なぜ芥川か?──ヨーロッパからの視点   イルメラ 日地谷=キルシュネライト
The Modern Series of English Literatureについて──テクストの特色、第七・八巻の出典、「近頃の幽霊」「南京の基督」との関わりを中心に
澤西祐典

第9号(2015年7月30日刊行、 84ページ)
『歯車』について──漱石『それから』を視座にして──  千葉俊二
芥川「俊寛」と『攷証今昔物語集』  奥野久美子
『支那游記』──伝統的紀行文体の継承と新たな文芸実践への挑戦 武藤清吾
芥川龍之介「浅草公園」完成原稿翻刻・校異と考察──付〈映画と文芸〉の時代のシナリオ 安藤公美
保坂雅子
第九回 大会報告記 (スロベニア  リュブリャナ大学)  
第一日目報告 武藤清吾
第二日目報告 溝渕園子
第三日目報告 澤西祐典
第10号(2016年3月31日刊行、245ページ)
〈基調講演〉
近代日本のパラダイムシフトと文学──切断、写し、記憶、飛翔 宮坂覺
芥川龍之介の震災記──国際芥川龍之介学会創立十周年記念講演 続篇 平岡敏夫
歴史の転換点における新たな芥川像の創出──東日本大震災(3.11事件)を踏まえて 関口安義
芥川龍之介が戦後作家に残した課題 Mark WILLIAMS
一中節と芥川龍之介──音がつなぐ都市の感性 都一中
国際芥川龍之介学会創立一〇周年に寄せて(ビデオ・メッセージ) Jay RUBIN
国際芥川龍之介学会創立一〇周年に寄せて(メッセージ) Teresa Ciapparoni LA ROCCA
〈共同討議〉
共同討議1「トラウマ的記憶の生産と解消」 乾英治郎
「おぎん」における棄教について──キリシタン史料との関わりより 香川雅子
芥川龍之介『将軍』論──中国体験から読む『将軍』 周芷水
旅──芥川龍之介「湖南の扇」論 金子佳高
共同討議2「〈失土〉と〈故郷〉の再構築」 清水康次
「芋粥」論──〈自己発見〉とアイロニー 早澤正人
共同討議3「伝達とメディア」 堀竜一
共同討議4「〈想像を絶すること〉の想像/創造」 高橋龍夫
「芋粥」の中のベルクソン──〈意志〉と〈欲望〉の相関 小澤純
悪魔の誘惑の意味──「西方の人」(12 悪魔)をめぐって 林薫植 
共同討議5「都市の記憶とアーカイヴ化」 松本常彦
「北京日記抄」に見られる〈中国〉表象──書簡、メモ類に示された北京の印象との差異から 宋武全
芥川龍之介の人生を中心に 任常毅
〈シンポジウム〉
シンポジウム〈都市・震災・文学〉 神田由美子
芥川龍之介と震災・朝鮮人 曹紗玉
南京の記憶と日本近現代文学──芥川龍之介、石川達三、堀田善衛が描いた「南京」 秦剛
「水と橋の物語」──芥川文学の東京空間 神田由美子
江戸東京博物館蔵 芥川龍之介関係資料閲覧報告、および資料の解題について 奥野久美子
江戸東京博物館蔵 芥川龍之介関係資料関連資料解題(一)──「馬の脚」自筆原稿 澤西祐典
江戸東京博物館蔵 芥川龍之介関係資料関連資料解題(二)──与謝野晶子の芥川龍之介宛書簡 奥野久美子
水辺のあやかし──芥川龍之介と本所七不思議 東雅夫
隅田川におけるサウンドマップ考察──文化と文学 大國眞希
〈特別寄稿〉
芥川龍之介に生育の地「本所両国」前篇 松島茂
第一〇回 大会報告記(日本 東洋学園大学)
第一日目報告 宮崎尚子
第二日目報告 早澤正人
第三日目報告 小谷瑛輔    
支部報告・2015年度 
中国支部報告 芥川龍之介翻訳と研究の新刊書   秦剛
韓国支部報告 曹紗玉


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