国際芥川龍之介学会ISAS
International Society for Akutagawa [Ryunosuke] Studies

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『芥川龍之介研究 Akutagawa REVIEW』
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『芥川龍之介研究』の掲載記事は、J-STAGEにてWEB公開されることが予定されております。
本サイトにおける総目次の更新は第15号までとし、以降の目次につきましてはJ-STAGE掲載をお待ちください。


機関誌『芥川龍之介研究』総目次

>>創刊号~第10号   >>第11号~第17号     >>English

第11号(2017年7月31日刊行、 176ページ)
〈基調講演〉
トランスフォーメーションの視点から見た村上春樹の魅力
曾秋桂
芥川龍之介と村上春樹の“一九八四年”―吉本隆明『マス・イメージ論』を基軸にして
小澤純
「神神の微笑」における「キリスト教」―キリシタン史料との比較研究を通して
香川雅子
映画への接近―芥川龍之介「蜃気楼」、そして谷崎潤一郎との論争を手掛かりに
柴田希
芥川龍之介「誘惑」の生成過程―〈狂気〉と映画の親和性
西山康一
芥川龍之介『河童』論―狂気の聞き手、その存在が示すもの
奥田雅則
芥川龍之介の「西方の人」論―「21 故郷」をめぐって
林薫植
「わたしの孔子」―芥川龍之介の『論語』受容について
宮﨑由子
第一一回 大会報告記(台湾 淡江大学)
第一日目 報告
金子佳高
第二日目(午後の部) 報告
落合修平
第二日目(午前の部) 報告
奥田雅則
第三日目 報告
五島慶一
江戸東京博物館蔵 芥川龍之介関係資料関連資料解題(三)──「不思議な島」関連原稿
乾英治郎
江戸東京博物館蔵 芥川龍之介関係資料関連資料解題(四)
──「誘惑」原稿翻刻と校異・翻刻者ノート

奥野久美子
乾英治郎
澤西祐典
庄司達也
西山康一
芥川龍之介全集未収録ハガキ(川島幸希氏所蔵)紹介
奥野久美子
〈特別寄稿〉
芥川龍之介に生育の地「本所両国」後篇
松島茂
第12号(2018年7月31日刊行、 234ページ)
平岡敏夫先生を偲ぶ
宮坂覺
〈論文〉
芥川龍之介における「sentimentalism」、「サンテイマンタリズム」、「センティメンタリズム」―「羅生門」、「葱」から「少年」まで
小谷瑛輔    
芥川龍之介「葱」論―軽薄な知の系譜と知識人
金子佳高
『文芸戦線』における芥川龍之介の受容
李慧玨
一九二〇~三〇年代の中国における芥川龍之介の受容についての考察―冷遇・非難・肯定・憧憬
謝銀萍
日本の植民地政策に対する芥川龍之介の批判意識について―岩見重太郎観を中心に
胡逸蝶 
「詩的精神」と「構成の原理」―芥川龍之介「蜃気楼」について
落合修平
新プラトン主義の視点から見る芥川龍之介の「芸術作品完成品論」
フェレイロ・ダマソ
芥川龍之介「パステルの龍」―「西洋」のフィルターを通した「東洋」
劉娟
〈第12回大会開幕記念シンポジウム報告〉
マルチメディア時代の芥川龍之介表象 ―文学の流通・越境・再生産
司会・コーディネーターの弁
宮坂覺
芥川龍之介の小説を原作とする映画―合作映画における東アジア植民地時代の表象について
秦剛
21世紀における芥川龍之介文学―インターネットによる国際的評価
高橋龍夫
マルチメディア時代の芥川龍之介の表象―図版・写真・絵本
安藤公美
漫画・アニメにおける芥川表象の変遷
足立直子
〈パネル発表報告〉
パネル発表 ① 『支那游記』をとりまく時代 
「『支那游記』をとりまく時代」の可能性
庄司達也
中国ナショナリズムの勃興と日本の大陸拡張
楊志輝
台湾の日本統治時代における芥川文学受容について―新垣宏一に即して
林姵君
芥川訪中期の「活孟徳」
田中靖彦
「日支親善」の蹉跌とジェンダーバイアス―梅蘭芳の訪日公演をてがかりに
篠崎美生子
パネル発表 ②芥川龍之介とメタフィクション  
メタフィクションとして読む芥川龍之介
小谷瑛輔
概説・芥川龍之介とメタフィクション
中村三春
芥川文学におけるメタフィクションと売文の問題
大西永昭
メタフィクションと芥川文学
李敏姫
〈第12回大会報告記:中国 中国海洋大学〉 .
第一日目午前 開幕記念シンポジウム 報告
周芷水
第一日目午後 第一会場第Ⅰ部・第Ⅱ部/第Ⅲ部(パネル発表①)報告
穆彦姣
第一日目午後 第二会場第Ⅰ部 報告
伊藤一郎
第一日目午後 第二会場第Ⅱ部 報告
小谷瑛輔
第二日目午前 第一会場第Ⅰ部・第Ⅱ部/第二会場第Ⅰ部・第Ⅱ部 報告
宋武全・奥田雅則・安藤公美・小澤純
第二日目午後 第Ⅲ部(個人発表、パネル発表②) 報告
小澤純
第三日目 フィールドワーク報告
安藤公美
第四・五日目 フィールドワーク報告
大國眞希
〈資料解題〉
東京都江戸東京博物館所蔵芥川龍之介関係資料解題(五)―未定稿「プロレタリア文芸について」
庄司達也・澤西祐典
第13号(2019年7月31日刊行、 166ページ)
〈論文〉
動物のアナキズム―大杉栄と芥川龍之介「羅生門」をめぐって
堀井一摩
下人の「moral」―「羅生門」・『罪と罰』との比較を通して
宮﨑由子
芥川龍之介「手巾」論―岐阜提灯を視座として
謝銀萍
〈二重人格(ドツペルゲンゲル)〉の脅威―芥川龍之介「二つの手紙」論
村山麗
「路上」のテーマ群
今野哲
芥川龍之介「第四の夫から」論―〈さまよへる猶太人〉の「僕」をめぐって
周倩
芥川龍之介「彼 第二」論―〈僕〉の夢を軸として
金香花
〈第13回大会 特別企画特集 報告〉
芥川文学のなかのロシア/ロシア文学のなかの芥川
司会・コーディネーターの弁
宮坂覺
芥川龍之介と近代ロシア文学 ―芥川の青春期を中心に 市川裕見子
芥川龍之介におけるロシア文学邂逅の磁場―小宮豊隆、エリセーエフとの接点から
溝渕 園子
学生芥川はツルゲーネフをどう読んでいたか―『曠野のリヤ王』を手がかりとして
籾内 裕子
ロシアにおける芥川龍之介作品の研究状況
ルジュヨーヴァ・マルガリータ
日本作家とロシア作家の作品における芥川龍之介の引喩
フロノープロ・リアーラ
芥川龍之介の宗教的渇望とドストエフスキー体験―東方キリスト教に触れて
山根道公
〈第13回大会報告記:ロシア サンクトペテルブルク国立総合大学〉 .
第一日目(午前の部) 第Ⅰ部 報告
香川雅子
第一日目(午後の部) 第Ⅱ部 報告
劉東波
第一日目(午後の部) 第Ⅲ部(小特集②) 報告
宮﨑由子
第二日目(午前の部) 第Ⅰ部 報告
金香花
第二日目(午後の部) 第Ⅱ部 第一部 報告
柴田希
第二日目(午後の部) 第Ⅱ部 第二部 報告
村山麗
第三日目 フィールドワーク報告―『罪と罰』の舞台をたどって
鈴木典子
第14号(2020年7月31日刊行、 82ページ)
〈論文〉
ユーモアとメタフィクション ――芥川龍之介「葱」再論
大西永昭
芥川龍之介「愛の詩集」と室生犀星『愛の詩集』
孫媛媛
芥川龍之介「桃太郎」論 ―市民の戦争への関与をめぐって
胡逸蝶
芥川龍之介の 故郷(ホーム) & 異郷(アウェー)
五島慶一
〈第14回大会 国際芥川龍之介学会・遠藤周作学会・長崎市立図書館共催 特別基調講演・国際シンポジウム 報告〉
世界文学におけるキリシタン文学の位置づけ―― 芥川龍之介・遠藤周作、そして長崎
特別基調講演    
芥川龍之介のキリシタン文学、そして長崎
宮坂覺
遠藤周作のキリシタン文学、そして長崎 ― 異邦人の苦悩(講演要旨)
山根道公
国際シンポジウム 〔要旨集〕
芥川龍之介とキリシタン文学 ―「わたしのクリスト」という問題
松本常彦
世界文学におけるキリシタン文学の位置づけ―芥川・遠藤、そして長崎
マッシミリアーノ・トマシ
遠藤周作・切支丹小説・長崎 ― 遠藤文学の特殊性と普遍性
金承哲   
現代人の傷んだ心を癒す遠藤文学
ヴァン・C・ゲッセル
第15号(2021年10月31日刊行、 64ページ)
〈論文〉
芥川龍之介 一九二一年の中国旅行と「奇遇」の虚実
─「絹帽子」と「「雛」草稿」の直筆資料から見えるもの
章瑋
〈第15回大会 国際芥川龍之介学会 講演・国際シンポジウム 報告〉
講演記録
芥川龍之介の 〈六朝書体〉
伊藤一郎
国際シンポジウム「コロナ禍と各国における教育・研究の現状、芥川龍之介研究の可能性」
コロナ禍と韓国における教育・研究の現状、芥川龍之介研究の可能性 金孝順
芥川龍之介中国視察の案内人
─村田孜郎、波多野乾一に関する資料拾遺
秦剛
コロナ禍と芥川龍之介研究の可能性
─台湾におけるコロナ感染状況及び芥川研究の進行状況
菅美燕
芥川龍之介生誕一三〇周年・没後一〇〇周年に向けて 〔要旨〕 乾英治郎
資料紹介〉
架蔵芥川龍之介自筆漢詩草稿
仁平道明
第16号(2022年12月25日刊行、 92ページ)
〈論文〉
「奉教人の死」「きりしとほろ上人伝」の外来語表記 岸本恵実
『申報』を中心に考える芥川文学の中国受容
─夏丏尊抄訳「中国遊記」を視座に─
謝銀萍
芥川龍之介 『玄鶴山房』論
─「ゴム印」と「看護婦」─
木村素子
〈第16回大会 国際芥川龍之介学会 国際シンポジウム 報告〉
国際シンポジウム「国境を越える芥川文学─翻訳、異文化受容、世界文学性」
研究型翻訳の試み
─芥川龍之介の中国旅行記の考証を兼ねて─
鄒波
コロナ時代における芥川文学の韓国語翻訳の現況
─日本文学から(普遍)文学へ─
金孝順
国境を超える芥川文学─翻訳、異文化受容、世界文学性
─「羅生門」の中国語訳本の比較研究─
彭春陽
芥川龍之介の翻訳観 澤西祐典
第17号(2023年8月31日刊行、 74ページ)
〈第17回大会 国際芥川龍之介学会 講演・国際シンポジウム 報告〉
講演記録
新たな芥川像の創造(遺稿)
関口安義
国際シンポジウム「「世界文学」は芥川研究に何をもたらすか」
「世界文学」の現在 奥彩子
「世界文学」という夢
─芥川龍之介は世界文学のカノンなのか─
小谷瑛輔
芥川龍之介旧蔵書越しに見える 「世界文学」像 澤西祐典
ハルキとアクタガワは同じ「世界」に居るのか?
─「世界文学」を逆手に取る方法─
鵜戸聡
資料紹介〉
新資料紹介(一)
日本近代文学館所蔵・芥川旧蔵書に挟まれていたメモ二点と関連書籍への書き込みについて
─『支那游記』、中国渡航時期の読書など─
澤西祐典・章璋
新資料紹介(二)
日本近代文学館所蔵・芥川旧蔵書の英英辞典に挟まれていた紙片について
─Webster's International Dictionary of the English Languageから発見されたメモ・辞書愛好家としての芥川龍之介─
澤西祐典

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